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この日がたまたまそうだっただけなのかも知れないけども。

2017年にMSCクルーズで1度ローマを訪れています。当時はチビタベッキアの港周辺はあちこち工事していたせいかローマ市内への移動手段はクルーズ船の手配した割高のバスやツアー、もしくは港の外のバス乗り場から高速バスに乗る人が大勢居たけど、今はすっかり整備されていて市内への移動は電車が主流に見えました。船降りてすぐのところから大型バスと乗合タクシーが最寄り駅までピストン運行されていて(€6)、電車の切符を事前にネットで買っておかなかったので駅で並ぶ羽目になったけど、クルーズ船でやってくる観光客の受け入れ体制が整ってきているように見えました。

その反面、ローマ市内は人が多くて、トレビの泉周辺は平日の昼間なのに満員電車のような大混雑。クルーズ船が企画していたローマ観光ツアーはほぼバスの中からの見学となっていたけど、それもありかなと思わざるをえませんでした。トレビの泉は来年有料化や予約制を検討しているそうですが、観光客の1人としては大賛成です。

観光客が増えれば経済効果が期待できるとはいえ、こういった側面もあるんですよね。欧州の観光施設は入場時間を設けているところが多いのですが、メジャーな観光地はしっかりと規制してお金はキッチリ取って、それで監視員を雇ったり補修に充てたり、どんどんやっていいんじゃないかなと個人的には思います。欧州の世界遺産で日本語の落書き見た時はがっかりしたけど、どこにでもそういう人いるからね。

後ろ向きでコインを投げるとまた戻ってこれると言われてるトレビの泉に、前回コイン投げなかったけど戻ってきました。ちなみにこれが結構な金額になるらしく、困っている人たちへ寄付されているそうです。
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私達が行ったレストラン、前回行った時は空いていて穴場的な雰囲気だったのに、今回行ったら経営者が変わったのかな?違う店のように感じられました。前回同様手打ちの麺でと頼んだのだけど、どうやらイアンのだけ。忙しそうだったしね。
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ローマのチビタベッキア港出航時はいつも人が沢山いる甲板もお片付けモード。向こう側に見えるのはフェリーかな。
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↓2017年の出港時のツイートが出てきました。私達はMSCの船上に居て、Time to say good byeを流しながら先に出航したCosta Diademaの乗客と手を振り合ったのが妙に嬉しかったのを覚えています。


お隣に停泊していたSeven Seas Voiagerは全室大理石造りのバスルームにバスタブ付きスイートだそう。外観からじゃわかりにくいけど比較的小型で聞いた事のない会社のクルーズ船はだいたい私には無縁なラグジュアリー船。
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乗船したのはこちらのCosta Fortuna、その向こう(左)MSCのSea Viewは乗客数5000人くらいの大型船。
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キャビンのバルコニーから遠くに見えたのはVirgin Voyagesの船。昔乗った飛行機はお手頃価格だったけど、クルーズ船はそうでもないみたい。
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旅をすれば「あーあ」と思ったり「どうしてそうなんだろう」って考えさせられることもありますが、そういった経験をすることで見えてくるものもあるのかなとか。パスポートやスマホもスられなかったし船には間に合ったので「ローマもう嫌!」とならずに済みました。

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この「地中海クルーズ」シリーズは次回で終わる予定です。毎回読んでくださっている皆様、いつもの日常とか猫とかの話がいいんですけどな皆様、今日もお付き合いいただきありがとうございます。

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