ものすごいバラの数があっても、地道な作業をしているようです。
うちの裏庭はアブラムシがかなり酷くて(原因となっている塀の向こうに生えているメープルの大木にどれだけ手を焼いているのかはいつか書くとして)オルトランみたいなものは無いのかなと調べているうちに、英国ではオルトランの成分アセフェートAcephateを土に混ぜて使用することは禁止されていると知りました。農場などでは一定条件をクリアすれば特別許可とか出たりするんじゃないかと思ってたけど、そういうものではないのかもしれません。
今年もデビッドオースチンローゼズ英国本社のローズガーデンに行ってきました。
アブラムシ対策について答えてくれたのは売店のスタッフでしたが、ガーデンでDeadheading花殻摘み作業をしていた人達も親切にいろいろと教えてくれて、大きな収穫がありました。
例えば下の写真、花殻の入ってるバケツの液体について尋ねると、ハサミを消毒するためのメタノール(90%程度)だそうで、「中身はそこらで売ってるものと変わらない、キッチン洗剤を薄めたものでも大丈夫」ということでした。私は面倒でハサミの消毒してなかった…。
また、今年の春に発表された新作のバラは1種類だけだったのですが、実は他にもあるようで、来週開催されるハンプトンコートフラワーショーで発表されるということです!その新種のバラはガーデンには既にあちこちに植えられていたのですが、整ったシャローカップしかも強香、発売されたらすぐに売り切れるタイプじゃないかと!?私は速攻注文するつもりです。
私達が訪れた6月28日はちょうど見頃で、今までの経験から開花のピークはロンドンより少し遅めの6月下旬かなと思うけど、バラを育てている人だったら生育の様子や返り咲きの具合が見れる他の時期も興味深いかもしれません。ハイシーズンを過ぎるとアフタヌーンティーも始まるみたいです。
入り口に置かれてるビジターズガイドは無料、バラの植えられてある場所が書かれた地図(ざっくりだけど)が目当てのバラを探すのに便利です。
動画もちょっとだけ撮ってきました。ガーデンのほんの一部で30秒くらいですが、売店を抜けたところから始まり、最後にちょこっと孔雀の鳴き声が入ってます。