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イギリス、たまにはやってくれます。

我が家のペット保険は1匹につき診療費75ポンドを超えた分がカバーされる契約です(大手の基本プラン)。今回私は歯のレントゲン費用合計£1300近く払ったのですが、そこから£150(2匹分)を引いた差額が一週間もしないうちに全額振り込まれました。確かにそういう契約なのだけど、私もイアンも驚きました。

かかりつけの動物病院にはペット保険の契約番号を事前に伝えてあったのですが、動物病院と保険会社が直接やりとりできるシステムがあるようです(他の保険会社はわからないけど)。イギリスは多くの手続きがデジタル化されていて便利なところもあるんですよね。ついでに言うと、ペット保険の加入条件や手続きも比較的シンプルで、獣医団体PDSAのレポート(PAW Report2022)によると英国の飼い猫の39%、犬は61%が保険に加入していると統計が出ています。補償内容については保険プラン次第とはいえ、損は無いと感じる人がそれだけいるのかなとも思います。

↓シリーズになってます、第1話からどうぞ。
1)猫の歯 - 動物病院と猫の医療費の話

去年3匹をお迎えした時は保護猫団体から健康な猫だと言われていて、この間も獣医の先生から健康だと診断をうけてます。毎日元気に駆け回っていますがそれでもいろいろあるわけで、生き物と暮らしてる人は皆私と似たような、もしくはそれ以上の経験している人は多いような気がします。もちろん、多少の備えや準備ができた上でお迎えしている人が大半じゃないかなと考えてます。

それでもね、心の中で思うこともあって、日本のペット保険はもうちょっとだけ寄り添ったプランがあっても良いんじゃないのかな?なーんてね。言っちゃった。


やっと、このシリーズ終わりです。最後までおつきあいいただいてありがとうございます。