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さすがに政治のハナシは振らなかったワヨ!

英国には、戦後から始まった「ゆりかごから墓場まで」といわれる社会保障制度があって
イアンの親の世代は、その恩恵を受けてきているのと同時に
それが崩れて行くさまを目の当りにしてきている人達です。
英国がEUに加盟したのが1973年、現在の英国は離脱に向かって動いていますが
EU非加盟国のスイスや福利厚生の行き届いている北欧諸国が
眩しく見えることがあるかもしれません。

私からしてみれば、国が提供する無料の医療サービスにはイマイチな部分があるにせよ
無料で癌の治療までしてもらえるなんて日本ではまずあり得ないし
デビッドのところもかわいいナースが往診で来てて悪くないじゃん!?なんだけど。
成り行きを見守り従うだけの外国人の立場はこういう時ちょっとラクかも。
アメリカみたいにバカ高くなるのは勘弁して欲しいけど!

「帰省編」連載中です。
最初から読んでないからワカンナイ!な皆様はこちら

私とイアンの出会いをまだ読んでない皆様はこちら。   

誰を信じたらいいのか、何が真実なのかわからない時代かなとも思えるのだけど
「アンタは庭のカタツムリとバラにたかるアブラ虫駆除のコトでも考えときなさい〜!」
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