英国で高く評価されているホテルの多くは、巨大ホテルチェーンより比較的こじんまりとしたホテルが多いと言われているけど、それはやっぱり、きめ細やかなサーヴィスとゲストをもてなす一流のホスピタリティ。そしてこのホテルも、スタッフひとりひとりの気配りがなんとも自然で、例えば、ドアマンがドアを開けてくれるところから仕事でやってる感がないってうか、あの暖かく迎え入れてくれる雰囲気はどう表現すればいいのかわからないけど、支配人に「これってどういう事！？」と訪ねてみました。

するとその回答は割とシンプルで、スタッフにはもちろん一流の教育をしているそうだけど「作法は誰でも身につけられるものだけど、おもてなしの心は実はそうでもない。だからそのポテンシャルがある人を採用するようにしている」だそうです。納得。

入り口入ってすぐにあるレセプションルームで演奏しているピアニストもまた素敵な紳士。場の雰囲気を読みながら選曲をしているそうです。ここでは昼間はアフタヌーン・ティも楽しめます。